公開日:2021/10/11 / 最終更新日:2021/10/13
グランドオープン記念プレゼント
10月14日グランドオープン 【オープン記念】プレゼント企画
【オープン記念】プレゼントは100名様に『わけあり・八代目名人の頂ナス』プレゼント※有機栽培のなすび
熊本市西区には、なすびを作り続けて数百年以上になる農家「なすび農園」があります。
なすび農家八代目当主 田中高毅さん
おいしいなすび作りを長年続けられる秘訣は何ですか?
とお尋ねすると「金峰山系の水脈からのミネラル豊富な地下水が自噴する最高の畑と代々引き継いできた秘伝の技法」だとのこと。
そして、脈々と引き継がれる秘伝の技法。
田中さんは、その秘伝の技法に甘んじることなく、さらに上を目指しています。
「日差しの調整、温度、湿度、水、空調」は伝統の技法に習いながら、農場ではデジタル化を進めることで「人の感覚誤差」を極力なくして「なすび作りの名人」とまで言わしめ、今や全国のプロ農業者から農園の視察依頼が殺到するほどになりました。
食品ロスの信念のもと
近年大手スーパーや八百屋などに並ぶ野菜はキレイな商品ばかりになっています。
当然、消費者にとって見た目は大切。キレイな野菜が売れる時代。しかし、その裏側では農家の方達の苦労と苦悩があります。大切に育てた野菜も全てがキレイでは無いからです。卸市場では同じ畑で育った野菜でも傷や形が悪いと二束三文になるそうです。そうなると、ブランドを重視する商品は安値では捌けません。どうするのかというと、「廃棄」です。
しかし、農家さんは言います。食べれば味も香りも十分な野菜も沢山あるよ。本当は手塩に育てた物を捨てるのは心苦しい。なすび農家の田中さんも例外ではありません。どんなに名人でも、大小の廃棄なすびが出るそうです。
今回は「そんなもったいない なすび」を格安で分けていただきました。
本当は、「やるよ!タダでもってけ!」と言っていただいたのですが、私たちがNOとお断りしました。
それは、今回「オーガニックを楽しむ」のコンセプトの裏側にあるSDGsや食品ロス、日本人のもったいない精神を今の若い人たちにも気付いてほしい。その為には、タダで貰えば確かにコストは安いですがその商品には志が乗らないと考えたからです。ですから、プレゼントを渡したお客様にも是非このような裏事情を知っていただき、毎日の食材を選ぶときの選択肢を増やすきっかけとなればうれしい。
と、田中さんと対談し、今回ご協力いただきました。
商品としても10月末ごろから店頭にて八代目 田中名人の3種類のなすびを販売させていただきます。
※詳細は近いうちにUPしますね。
【なすびの保存汚方法】
常温保存(25℃程度が最適。10℃以下はNG) 風に当たらない場所に置く